わくわくしながら準備をして皆で一塊になって海へと入って行きました。
海の水は透明度がものすごくよく、海底の砂の一粒まではっきりと見えるくらいです。おまけに海の水はとろりとやわらかく肌に心地よい水温です。
私的な事ですが、今週はストレスがものすごく貯まっていて昨晩はオーバーフローで涙が溢れる夜を過ごしてしまったので、今朝の海は私を(いえいえ、皆を)優しく包み込んでくれているような感覚でした。
そんな優しい海に浮かんで身体に貯まったストレスをリリースしているとイルカの群れがやって来ました。10匹くらいの群れがいくつもいくつも左から、右から、後ろから、前からやって来て、通り過ぎてはまた戻ってきます。
イルカと遊んでふと車が止まっている岸を眺めると、なんだか黒い人影が私の車に張り付いています(泥棒かもしれない!)。それを見たアメリカ人ふたりがすごい勢いで岸を目指して泳ぎ始めました。私もドキドキしながら後についてビーチに上がると、そこにいたのは後からやって来たダイビングインストラクターの吉田君。
「マキさんの車が狙われないように、ぴたりと張り付いていましたよ」
という一言に、私は「ありがとう」と息切れしながら返事をしました。
今度からは海からでもビーチにいる人間を認識できるように、双眼鏡が必要なのかもしれません... それか、泥棒ではないよ、という合図を遠く離れた所からでも認識できるポーズを決めておくか... それがいいのかもしれません。 |