そんな姿を望遠鏡で眺めていると海に入りたくて皆うずうずしてきました。
イルカの姿は見えないけれども海に入ろう、と言う事になってサクサクと準備開始。
海に潜るとなんとクジラの唄声が聞こえてきます。
高いトーンと低いトーンがきれいに重なって素敵なハーモニーを造り出しています。とろりとした海中で息を止めて動かずにいるとクジラの鼓動をも感じてしまうくらいの感覚で、このままここに留まっていたらずっとこのままなんだろうな、などという恐い想像にまで膨らんで、あせって水面に上がれば皆の笑顔がそこにはあってホッとしました。
なぜだかこの日はクジラがあっちでもこっちでも潮を吹いていて、それも結構ビーチの近くまでやって来ています。そのせいでイルカたちはいつも集る湾の中に入って来れなかったのかもしれません。姿を現しませんでした。
この日ノースに波乗りに行った友達はやはり波乗りをしながらクジラの姿を近くで見たそうです。
クジラ日和な気持ちの良い日曜日でした。 |