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去年の夏は、子供達をイルカビーチに毎週末のように連れて行った。
足の立つプールでしか泳いだことのない子、冷たい海の水に身体をつけるのを嫌がる子、こんな子供達を西のはずれのビーチまで毎週末連れて行った。
年齢は様々。
6才、8才、10才の男の子や女の子。
到着すると、最初は朝の光りにキラキラ輝く人の気配のないきれいな白い砂のビーチとおだやかな青い海を見て、元気に車の中から飛び出す。
そして最初に始める遊びはカニ探し。砂の中に穴を掘ってカニが潜んでいる。時々顔や姿を見せるその瞬間を狙って子供達が突入。あらあら不思議。カニは簡単に子供達に捕まって持ってきたバケツの中に放り込まれる。
カニだけでは淋しいので今度は潮がひいた時にできる浅瀬の水たまりで小さなお魚を探しはじめる。
お魚を捕るのはカニを捕るより難しいけど、根気よく皆で探している。
ある時私も助っ人で参加した。 |