マカ ハワイ ドルフィンスイム ダイアリー
ハロウィーンナイト。

暗くなると街の方から子供達の嬌声が山の家まで響いてきます。

以前は仮装して私たち大人もパーティーを楽しみに街に繰り出していたけれどなんだか今年は街に繰り出す気もせずに、静かに山の家でうどんを食べながら恐い映画をレンタルしてきて過ごしています。

このハロウィーンナイトの夕方、ハナを連れて近所を散歩していると犬友ボブが「ハッピーハロウィーン!」と言いながらハナにハロウィーンのトリートを渡しに来てくれました。

パックの中身はハワイで作られているナチュラルドッグビスケット(チキン味)と、素敵な首輪。

この首輪、実はハナの親友だったボブの愛犬マカの愛用していた首輪です。

マカは子犬の頃、以前飼われていたオーナーから虐待を受けていて保健所に保護されたところ、ボブと出会ったラッキーな犬です。
ボブの所に来た頃は何に対してもびくびくしていたのに、ボブとパートナー、アルのふたりの愛情でものすごく活き活きして、社交性のある犬に変わりました。

家の近所の犬たちのボス、といった存在でした。

以前私の飼っていたクウという大きな犬ともすごく仲良くしてくれて、その後に来た子犬のハナともよくプロレスごっこをしてくれたやさしいボスでした。

マカが亡くなった朝、ボブと泣きながら、マカを見送りました。言葉に出さなくても、このなんとも言えない辛い気持ちはよくわかるよね、と言い合いながら、泣きました。

ハナはまだ小さくて、マカがいなくなった後も、マカと遊びたくてボブの家の前に来ると立ち止まってマカが出て来るのをいつまでも待っていました。ボブもハナがいつもマカを誘いに来るのを知っていて、私もボブにいつもマカの話をするので、きっとハロウィーンのトリートバッグの中にマカの首輪を入れてプレゼントしてくれたのだと思います。

首輪をさっそく付けてあげました。ハナの細い首にもちゃんとフィット。
マカの首輪、大切なハナの宝物のひとつに加わりました。

Thank you Bob & Maka!

*ハロウィーンのトリートバッグを前にして、マカの首輪をつけてポーズをつけているハナです(あ、この夏、ハナはヘアーをカットしました。今はヤギのようなバンビのような犬になっています)。
レンタルDVDは『THIR13EN GHOSTS』。
でも、この映画、恐いと言うよりも笑いの出てしまうホラー映画でした。

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