日本政府は、今回のロケット実験を国連安保理決議違反として抗議するとともに、北朝鮮が強行する場合は、ミサイル防衛(SD)システムによる迎撃を視野に入れています。
一方、北朝鮮の朝鮮人民軍総参謀部は、3月9日の声明で、日米が迎撃した場合には「戦争を意味する」として、報復攻撃を加えると恫喝しています。
「平和を維持するのため」の迎撃も、迎撃される側にとっては捉え方がまったく違うことがよく分かります(って、当たり前ですよね)。
韓国の新聞、朝鮮日報は、本日3月14日、今回の北朝鮮の衛星運搬ロケットが長距離弾道ミサイルとして使用された場合、射程が7〜8000km以上に達し、アラスカ州全域が射程に含まれることを、米韓情報当局の分析として報道しています。
発射が成功した場合、北朝鮮が米国西部までを射程に収める大陸間弾道ミサイルの開発能力を確保したことになると、専門家は指摘。アメリカ合衆国にとって、北朝鮮のミサイルの開発は、「潜在的脅威」から「現実的脅威」になろうとしています。
去年(2008年11月19日)、一昨年(2007年12月17日)と行われた、ハワイ沖でのSM3実射訓練。
www.alohaclub.com/2008/11/20081121-vol3-no40.html
www.alohaclub.com/2008/11/2008111820081124-vol3-no39.html
www.alohaclub.com/2007/12/2007122320071229-vol2-no51.html
北朝鮮による衛星運搬ロケットの打ち上げを中止させることができればそれが一番良いのでしょうけど(「日米韓にとっては」の条件付きですが)、発射されたら、やはり迷わず迎撃ですか?
っつぅか、迷ってる暇、ありませんよねぇ、、、(困)
(Taka) |