先週の火曜日(12月4日)のこと、、、
風が強くなってきたなぁと思ったら、屋外の電話線が切れました。
引っ越して早6カ月、これでもう4回目です。
携帯電話から電話局に電話。
「早ければ明日の水曜日。
遅くても金曜日までには、
テクニシャンが修理に来てくれるでしょう」
この日の夜から本格的なストーム(とはいえ60mphくらい)。
20:30頃、今度は停電。そのまま停電は朝まで、ストームとともに続きます。
家の前の交差点の信号機もず〜っと停電。でもこういう時は、暗黙の了解なのかそれともそういうルールなのか、みんなワンバイワン(one by one)で順番にクルマは進んでいきます。みんなお互いのクルマを気にしながら、お先にドウゾ、次はあなた、といった感じ。とてもハワイっぽくてよろしい。
23:00〜06:00の交通量の少ない時間帯は、信号機を4WAY(ワンバイワンのこと)に切り替えたら良いのではと思いました。たまにスタートダッシュをかけるドライバーもいますが、みんな一旦停止するので基本的にはとても静か。横断歩道との調整をどうしたら良いのかを考えて(きっとルールがあるハズ)、ホノルル市に提案してみますね。 水曜日。公立の学校は休校に。
電気のない生活。ガスコンロでコーヒーをいれ、あとはひたすら読書。
「希望が実現する前に、あらかじめ宇宙に感謝しておきなさい」
ほほぉ、いただきま〜す。
夕方、15:38、電気が戻る。
抜いておいたすべてのコンセントを繋ぎ直す。
コンピュータとその周辺機器をカンタンにチェック。
コンピュータをインターネットに接続。電子メールをチェック。
木曜日。交差点にできた大きな穴。
水たまりになっているのでそれがどれだけ深いかなんて誰も知りません。
それに気がつかずにタイヤを突っ込ませるクルマ。
そのたびに、ドンとかガンとかダンとかスゴい音。
自動車修理工場のオーナーには、きっとクリスマスのベルに聞こえることでしょう。
金曜日。昼前、電話局からテクニシャンが来きました。
パッパと直してサッサと帰っていきました。
ふと気がつけば、ハワイは12月7日。
66年前の今日、どうしてもアメリカに噛み付かなければいけなかった、当時の日本のことを考えてみました。ハワイに引っ越してくる前は、ホノルル国際空港に到着してレンタカーを借りたら、そのまま直接パールハーバーに向かっていたのに、もう何年も訪れていません。
来年は2008年。
アメリカ合衆国では、大統領選挙があります。
アメリカ合衆国の国民の皆さんへ
(日本語で失礼いたします)
アメリカ合衆国の国民の皆さん、2008年は大統領選挙の年ですね。
僕はアメリカ人ではありませんので、僕には選挙権はありません。
僕は幼少の頃から、変わってる変わってると言われ続けて大人になりました。
当時の日本は、今よりもずっと保守的で、今よりもず〜っとしきたりを大切にする国でしたから、僕のような○○はいつも迫害を受けていました。
中学生の時(14歳くらい、多分、中学2年生だったと思います)、
雨宿りに立ち寄った本屋さんで、ふと手に取った単行本がありました。
高橋三千綱の、「シスコで語ろう」という本です。
アメリカ合衆国の国民の皆さん、
あなた方の住んでいるアメリカ合衆国という国は、僕にとって、希望の国でした。
「いつか必ずアメリカに住むんだ」
と、いつも思っていました。
周りの人たちにそのことを言うと、
「タカちゃんは変わってるからねぇ〜」
と、いつも言われました。
アメリカ合衆国がなかったら、もしかしたら、
今の自分はここにはなかったかもしれません。 あれから30年近くの月日が流れ、
去年、2006年の5月に、
永住権、グリーンカードをいただきました。
どうもありがとう。
たくさん納税させていただきますからね。
楽しみにしていてください。
ところでアメリカ合衆国の国民の皆さん、僕は
全然大丈夫なんですけど、皆さんは本当に大丈夫ですか?
アメリカ合衆国の国民の皆さん、よく考えて選んでくださいね。
アメリカ合衆国にふさわしい大統領が選出されることを、
一アメリカ合衆国に住まう者として、心よりお祈りいたします。
(Taka) |