動いた方が負ける?!?
フと思ったのですが、、、
為替相場に国が介入する時、例えば円高(ドル安)を食い止めるために、アメリカの国債を大量に買うことで、一時的に円安になります。これは、ドルを買うことでドルが高くなる(=円が安くなる)からです。
で、
アメリカの国債を再び円に買い戻そうとする時、これは円を買うことと同じではないでしょうか? すなわち、ドルで円を買おうとすると、円が高くなるってことではないでしょうか?
ってことは、
自ら動いた方が、結局は損をするってことではないでしょうか?!?
1ドル105円の時
10億ドル買うことで1ドル106円になった。
10億ドルを1,060億円で購入したことになります。
1ドル106円の時
10億ドルで円を購入しようとしたら円が高くなり、1ドル105円になった。
10億ドルで、1,050億円を購入(買い戻)したことになります。
結果は、10億円の損失、、、
もちろん、国が為替介入するといった背景には、それに伴う日本の経済効果がそれ以上のものになるからこそ、そういうことをするのでしょうけど、、、
どなたか為替に詳しい方がいらっしゃいましたら、是非ともアドバイスをいただきたく存じます。
可能かどうかは別として、
同じ「動く」でも、こんな動き方はいかがでしょう?!
1ドル105円の時に、10億ドルで1,050億円を借りる。
次の日、この1,050億円でドルを10億ドル買う。
ドルを買う事でドルの価値が上がり、1ドル106円になる。
10億ドルが1,060億円になったので、次の日に1,050億円(+利子)を返す。
10億円(-利子)が残る。
、、、
外国為替、一日に1.8兆ドル(200兆円)が世界中で動いているそうです。